私がお金と時間が大事だと身に染みて感じはじめたのが高校卒業の時期です。
皆様はお家でお金や進路の話し合いは充分できていますか?
私が思う、大学進学までに親子で話し合いたい事を纏めました。
普段、お家でお金の話をしていますか?
意外とお金の話をしないお家は多いのではないでしょうか。
因みに私の実家では一切経済状況のお話もなく育ちました。お金の教育は学校でも家庭でも受けておらず、もらったお小遣いをただ貯めるか使うかしていただけでした。
高校の頃、一切説明も無いまま定年前に父が仕事を早期リタイアして気が付いたら毎日家に居る状況。(母に父は仕事は長期休みなのか質問した事で事実が発覚しました)大学に行きたいと小学生の頃から話していましたが、その後相談無く退職金を投資信託へ入れてしまい、そのままリーマンショックに突入して引き出せる状況ではなくなりました。
そもそも音楽大学に進学する事は反対されていたので、その事が無くても出して貰えなかったかもしれませんが、子どもの立場からするとせめて一言事前に話をしておいて欲しかったのです。
私の例は極端だと思いますが、大学進学を考える場合、沢山の学費と場合によっては生活費が必要となります。私は自分の子どもとはお金の話はなるべく早くからオープンにしておきたいと思います。
例えば大学進学する場合はここまでならお金の工面ができそうだよ。等。
勿論色んな可能性が残せる様教育費は頑張って稼ごうと思っていますし、お互いが納得できるまで話し合いができたらと思っています。
が、親には老後資金を確保する必要もあるので、そのことを含めて工面できる費用を考えられる事が一番良いのかな、と思います。老後になってからお金を工面する事は現役世代の時より難しくなりますし、早いスピードで少子高齢化が進行している日本では将来子どもはもっと経済的に大変な立場になると考えられます。老後になってから金銭的に子どもに頼るのは避けたいところです。
やりたい事は明確ですか?
まだ就きたい職業を探している最中であっても、子どもが興味がありそうな事は何でしょうか。大学は入学がゴールではなく、スタートです。できる限り興味がある学科を、自分の意志で決めて欲しいと思っています。理由は自分で決めた事は頑張れると思うからです。色々と心配な親心もあるかと思いますが、その時が来たらできる範囲で子どもの意志を尊重してあげたいと思っています。やりたい事が決まっていない場合は、様々な可能性を狭めない様な学科が選べると良いかもしれないですね。大学で価値観が変わることも、視野が広がることもきっとあると思います。
一人暮らしは可能ですか?
一人暮らしをするか、実家から通うかも大きな違いとなります。金銭面の予算もそうですが、いきなり進学や就職と初めての一人暮らしが重なると結構しんどい物だと思うので、事前に家事等のやり方も知っておきたいところですね。
私は初めての一人暮らしの時一番行き詰ったのは片づけや自炊でしたが、やはり普段親に甘えてしまっていたため、あまり手際も良くなくレパートリーもありませんでした。地味にしんどかったです。
奨学金を借りるかどうか
年々、奨学金を借りる人が増えている様です。
私も夫も奨学金を借りています。
聞こえは良いのですが、奨学金は給付でない限りは借金であり負債です。もし借りる場合は無理なく返せそうな額で借りましょう。働きながら奨学金を返し続ける事は学生の頃に考えているより大変です。
アルバイトは扶養内でするかどうか
こちらも、どちらの方が金額が上になるかは話し合った方が良いポイントです。
奨学金を借りるかどうか、親がどれだけお金を工面できるか、実際に大学生活にどれくらいかかりそうか一緒に計算してみましょう。アルバイトは先に社会経験をすることもできてメリットも沢山ありますが、学部によっては時間的に沢山する事が厳しかったりします。慎重に考えた方が良い部分かと思います。
以上が私が考える大学進学までに親子で話し合った方が良いと感じた事でした。
次回では学生が大学を選ぶときに考えると良いのではないかと思う事を纏めてみたいと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました^^